AIG OPEN TENNIS 錦織圭/鈴木貴男みてきました。

というわけでAIG OPENいってきました、有明コロシアム。
まずは昨日、錦織圭くん見てきました。
坂井さんのブログを読むと数日前から慶應の蝮谷(まむしだに)で練習などしていたみたいですが、生でみるのははじめて。

結果は世界145位のザック・フライシュマン(米国)に6-7/6-3/1-6。235位の錦織くんにとってはやや格上でしたが、期待しちゃうのが世の常ってものですね。それにしてもあのパワフルなストロークとフットワークは、17歳とは思えないくらい高いレベル。
特に目を見張るのがフォアハンド。直線的に飛び、ベースラインの1メートル手前でぐぐっと落ちて強く跳ねるストロークは世界トップレベルをうかがわせるものがありました。
時間の都合で8ゲームくらいしか観られなかったけど、またデ杯やグランドスラムで観たい。
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そしてこのマスコミの数。シャラポワ来日以来のカメラの数。
で、今日は鈴木貴男 vs B.Beckerを観に行く。
B.Beckerって書くとボリスベッカーと勘違いすることが多いのですが、B.Beckerは違います。彼は去年のUS.OPENでアガシの引退試合の最後の相手だったことで有名で、詳しくはWikipediaでどうぞ。てか実はタメ年でした。なんかショック。
さて肝心の試合、鈴木貴男はJAPAN OPEN、有明センターコートという条件が揃うと神がかり的な強さを見せる(去年のフェデラーとの大接戦は記憶に新しいところ)ので楽しみにしていたのですが、結果は5-7/ 6-3/ 4-6。フォアハンドの調子が思わしくなかったのが惜しかった!
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しかしながらファイナル4-4までの気合の入り方とゲーム展開はすごかった。とても試合を楽しんでたし、会場の応援も手伝ってBeckerもやや呑まれてました。
昨日の錦織くんは表情に余裕がなさそうでしたが、たとえ負けちゃうにしても鈴木貴男のように見ていて安心する&応援したくなるメンタリティがツアー選手には求められるのでしょう。
そしてきょうの鈴木貴男の敗退を以て、日本人シングルス男女併せて10連敗。本戦2日目にして誰も残りませんでした・・・。
個人的に気になったのが、フェデラー欠場したからといって大会全ての期待を錦織くんに背負わせるような雰囲気になってしまっていたこと。オフィシャルウェブのトップページなんて錦織くんのアップ。地元びいきはもちろんいいとしても、他のシード選手なんて名前を見つけるのが大変。
テニスほどグローバルなスポーツはない。こんなことばっかやってると、いま以上に世界から取り残されてしまうのではないかなんて改めて危機感を持つのでありました!

02. October 2007 by admin
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