Defense
えー、僕が通っていた中学校には『朝マラソンの会』という意識の高い学校オフィシャル企画がありまして、有志が集まって冬のあいだ始業前に走るといういま考えるとマゾっ気たっぷりのトレーニングを私こなしておりました。
で、そこで責任あるペースメーカーをたびたび務められていたMr.Arai氏とUCSDで超偶然再会しまして、以来ときどき会う関係に。そして本日、見事博士課程のディフェンス(口頭試験のようなもの)を迎えられたので、肌寒い朝にみにいって参りました。
ちなみになんでこれディフェンスと呼ばれるかというと。『防御側(学生)は、敵に囲まれ、たったひとり大講堂へ乗り込む。学生の武器は自分の頭脳と分厚い論文だけである。大講堂には、なんとかしてこの学生の無能ぶりを証明してやろうと意気込む学者たちが待ち構えている。学生は講堂を埋めつくした学者を相手に討論を交わし、自分の論文を「防御」しなければならない。自分の立場を守り、当時「dispution(討議)」と呼ばれていたスキルを巧みに使って次々と挑みかかってくる敵たちをなぎ倒した者が、博士号の栄冠を勝ちとったというわけだ。(「アメリカ大学院留学」ロバート・L・ピーターズ著、木村玉己訳)』とのこと。(引用元ブログこちら)
途中で失礼してしまったので最後の授与のところまでいられなかったのですが、Dr.Araiの勇姿は一生忘れないと思います。