テスラ モデルSに乗ってきたでおじゃる。
電気自動車ベンチャーの雄、テスラでございますが、この度新型のハイパフォーマンスセダン、『モデルS』を発表。
日本では2013年夏から発売予定とのことですが、サンディエゴ三田会の某氏のお陰で試乗に同乗させてもらえることになったので、La Jolla UTCのテスラにふらっといってきたよん。我がRady Schoolの卒業生も何人かテスラに勤めているらしい。
しかし、2003年に起業してからたった10年でここまで持ってくるってほんとにハンパない。CEOのイーロン・マスク氏は南アフリカ生まれ、ペイパルマフィアのひとりで、いまはテスラのほかにスペースXって会社もやっておられます。てかイーロンがテスラに投資したときは確か32歳くらいだった気が・・・。がくん。で、全然本筋と話は違うのですが、2010年かなにかに離婚しておりまして、元奥さんからこんな記事書かれてしまうなんて有名人はかわいそう。
以下ばばーーっと写真並べます。
詳しいレビューはカージャーナリストの方々に譲りますが、僕はこの会社を取り巻く騒ぎをとても楽しんでおります。資金繰りやばくてイーロンがプリオーダー入れてくれているひとの分をみな個人保証すると宣言したりとか、イーロンがSFとLAを30分でつなぐチューブ型の交通機関考えてる（参照記事）とか、
直近もNYTimesの批判記事（東海岸で運転してたら公称値よりも駆動距離が短く、バッテリー切れにあって大変だったという内容）に対してきっちりデータで反論したりとか、これだけ傍から見ていて楽しませてくれる会社もなかなかないのでは。
成り行きを見守りたいと思います（←駄文にありがち）。
- モーターは後部にふたつ。底面にバッテリー。エンジンカーに比べると圧倒的にスペースを確保できるので前にも後ろにもラゲッジコンパートメントたっぷり。
- バッテリーはニッケルコバルトアルミリチウムイオン。渦中のBOEING 787はコバルト酸リチウムバッテリー、とのこと。（聞き間違えだったらごめんなさい）TESLAへの供給元はパナソニックだったはず。
- ステアリングの重さ、サスなど考えられる駆動部がみな電子制御。エンジンカーを模したクリープモードもあるよ。
- 5万ドルくらいからあるのだけど、結局オプションを足して行くと8万ドルくらいにはなってしまう。