愛って
10代のとき、貪るように音楽を聴き、ライブハウスに足を運んでいたのは、音楽が自分にとって本当に必要で、切実な体験だったからだと思う。
今は歌詞に共感するとか、懐かしいとか、いわば趣味的に音楽を聴くようになった。
趣味的なことが悪いことではないが、絶対生活に必要だという切実なインプットを欲し、情報を貪る時のほうが、快楽がある。
先日、駒沢のnicoで、10歳年下のミュージシャンの友人とテラスで会った。音楽が自分にとって切実なインプットではなくなったのはなんでだろうと尋ねたが、音楽が生業である彼には愚問だったなあと、あとで反省した。
で、彼が、我々夫婦の特別な時に歌ってくれた曲があるのだが、それを別のアーティストに楽曲提供することになり、新しいアレンジのもと、ちょうど今夜公開されるのです、というので、夜にイヤフォンで何回も聴いた。
とてもいい曲なので、音楽を必要とする瞬間があって、自分がいままで知らないことを知ることが好きな人に、もっと届くと良いなと思う。
adieu (上白石萌歌) – 愛って
@moka____k
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作詞作曲 古舘佑太郎 (原曲 僕から君へ)
@furutachiutaroo
編曲 Yaffle @yaffl3
@the_firsttake のYoutubeにて視聴