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Copenhagen
今年の夏はコペンハーゲンに行った。 滞在中、朝は毎日パン屋にいって、公園散歩して、田井くんちに押しかけて料理つくってもらって、明くる日はまた違う公園を散歩してただけの、ハイライトのない旅だったけど、また来たい場所が増えましたコペンハーゲン。 以下蛇足 デンマークは数多くの経済指標で他地域を圧倒し、幸福度・住みやすさNo.1、という言葉が躍る国だったので興味はあった、けど何も知らなかった。ヤコブセンとウェグナーとレゴ、みたいな。 こんな国はよそにない。消費税25%、所得税も4-60%と世界一税金が高いけど、教育費は大学まで無料、医療も無料、介護も無料。だから老後の資金不安もない。最も腐敗のない政府と言われ、平均投票率86%。低い男女賃金ギャップ。オリジナルすぎる。 でも自分は海外在住の識者たちがよく言う、「XXではこうだ、だから日本はダメなんだ」みたいな論調が好きではない、さまざまな二面性を無視した議論がほとんどだし。 それでも、たった1週間の滞在でも、人々の気持ちに余裕があり、豊かな人間関係を作る時間がある国民性が溢れていることにわかった。広い自転車レーン、高層ビルのない街並み、街中に延々と続く手入れされた公園などの人間中心デザインの都市設計。15時すぎると帰宅ラッシュがはじまるワークスタイルは、人間らしい生活とはなんだろうと改めて考えさせられる。 かつて次々と戦争に負けて領土を失い、現在のような小国になったけど、このある種敗北と喪失の歴史によって、デンマーク人は、国として何にフォーカスしてサバイブするのかを考えたのかなと思う。 そして個人的には、息子が普段より終始機嫌がよかったのが◎。0歳を連れて海外旅行なんて大変だし何度もやめようと思ったけど行ってよかった。 物価は凄まじく高いしゆっくり食事もできないので、レストラン巡りはやめて、公園や川沿いでワインを開けて毎日ピクニックしてましたが、20時を過ぎても明るく涼しい夏だったので最高でした。 デンマークのさまざまな試みや状況を見て、何事も意思を持って計画しないと、何も手に入らないなと改めて思う。 行ったところ@atelierseptember@louisianamuseum@juno_the_bakery@lillebakery@rosforthrosforth@normarchitects@slurp@hotelsanders@labanchinacph@palmes.society@morgenstedet@grospiseri@groentmarked@apollo_bar@teklafabrics
Blowin’ in the Wind
八ヶ岳のSANUに泊まりに行こうということになり車を走らせたが、ランチくらいはなにかアガるものが欲しいよね、とたどりついたのがこの店だった。 鰻と喫茶とレコードの店らしく、清里の旧村 樫山へ。 樫山鰻ごはん（肝吸い・香物付き）をいただいたのだが、白州蒸留所のウイスキー古樽に詰まってでてきた。 The answer, my friend, is blowin’ in the wind The answer is blowin’ in the wind 山梨県北杜市高根町清里2890-1
KID FRESINO / BLUE NOTE TOKYO
2022 4.22 FRI. 1st＆2nd 1. INST1 2. Run 3. Winston 4. CNW 5. come get me 6. Salve 7. IF YOU 8. dejavu ～ Nothing is still 9. not nightmare 10. No Sun 11. INST2 12. lea seydoux 13. youth … Continue reading
反田恭平 凱旋コンサート
公演名 ： 反田恭平 凱旋コンサート 会場名 ： サントリーホール 大ホール 公演日時 ： 2022/01/06(木) 18：15開場 19：00開演
Rookie Smarts
以前、大先輩であるOさんに、いつもルーキーであれ、と言われたことがある。 言われたときは、無垢でフレッシュな気持ちを忘れず学べ、というアドバイスかと思っていたのだが、実はただ単に「ベテランになるより、ルーキーでいるほうが楽しい」ことがようやく分かってきた。 自分が圧倒的初心者になれる遊びや、趣味をはじめる。世の中にエキスパートがうじゃうじゃいるところで、年下に負け続ける。一見無益なことに時間を使う。お金をもらう作業ではなく、あぜ道の草をむしる。助けを求める。そういうことし続けた方が楽しいよというだけなんだと思う。 先日はLa Tegolaと鳥嵩にお邪魔して、ワイワイと旧交を温めるという、久しくできなかったけど最高に健全な週末だった。冬の軽井沢はとてもよい。 @la__tegola
近松心中物語
KAATで長塚圭史演出の『近松心中物語』初日を観てきた。儚い２組の男⼥を描いた悲恋の物語。 元禄時代は今ほど多くの情報がなかっただろうに、一目惚れして1ヶ月足らずで心中を試みるくらい覚悟を決めたり、婿入りという規定路線のレールが敷かれ選択が許されないがんじがらめの人生に嫌気がさしながらも、『お前が死ぬなら⼀⼈で死なせはしない！』と男気を見せたり、どこか短絡的なんだけど、人間らしいエネルギーに溢れる登場人物たちに、こんな時期だからこそ心が昂る。 実は私たち夫婦は石橋静河目当てでいそいそと出かけていったのだが、和物で時代物で関⻄弁…大丈夫だろうか…という杞憂はまったく的外れで、チャーミングなお亀を見ることができてよかった！ 劇中音楽のスチャダラパーは、普通の拍子でもどこかMPCサンプリング感いっぱいで、大阪の騒唄にぴったり。 そしてなにより全編通して、うっとり聞き惚れるくらいセリフが美しかった。 帰りは中華街の誘惑に負けずに帰宅。
a bicycle for our minds
25歳くらいのとき、『今までの買い物で最強のコスパだったものはなにか』という話題をオフィスでしたんだけど、そのとき男子のなかで圧倒的満場一致だったのが自転車、だった。 コンピュータは知性のための自転車だ（a bicycle for our minds）と言ったのは、スティーブ・ジョブズで、人間の移動エネルギー効率は生物界でビリクラスだが、自転車に乗ると圧倒的に効率が良くなり、他を大きく引き離す、コンピューターもそうありたい… 枕が長いが、いくつになっても新しい自転車欲しい自分に、VanmoofX3納品されました！ 電動性能だけなら他のでもよかったんだけど、FindMyと独自の盗難プロテクションに惹かれて。組み立ては1.5時間かかった。 早速渋谷でアメリカ人2人に話しかけられて航続距離とtheft protectionと自動変速について盛り上がる。テスラ初期みたいなかんじ。 @vanmoof