Jet DriveでMacbook Pro RetinaのSSDを512GB->1TBに増やしました
Macbook Pro Retina 13inchのSSDを512GBから1TBに交換したよ、という話。2016年末に新型MBP Retinaの噂が出てますが、容量が足りないから新しいマシンに買い換えたい!という方は早まらずにぜひSSDの交換をご検討を。
私がメインマシンとして使っているのは、Macbook Pro Retina 13inch (Late2012)。4年前のマシンだけど、ゴリゴリなグラフィック処理もしないし、動画編集も簡単なやつしかしないのでこのスペックで全く問題なく使えている(最近のMacbookは買い替えサイクル遅いよねー)。
が、日に日に足りなくなるのがストレージの容量。512GBじゃ到底足りないのだ。自分はどんなに音楽ストリーミングサービスやクラウドストレージが隆盛になっても、大事なデータは必ずローカルにコピーを置いておきたいタイプ。もちろん重要データは複数のクラウドサービスにアップして冗長性をキープして全世界どこからでも引っ張れるようにしているが、オフラインで必要な情報にアクセスできないと、例えば移動中にiTunesのライブラリ整理したりできなくてストレス。なのでローカルには最低1TBは必要。
では容量が足りないなら外付けHDD使えばいいじゃんというのが普通の考えなのだが、外付けディスクを常用、というのはラップトップの可搬性や使用感を著しく損なうので論外、というのが個人的意見。せっかく片手で気軽に持ち運べるはずのラップトップなのに、ひょろんとケーブルが一本ぶら下がるだけで台無し。
というわけで、内臓のSSDを大容量のものに変えようぜーということでいつもお世話になっている秋葉原の秋葉館へ。Macの型番持って行って、これに載っけられる1TBのSSDありますかー、と聞いたところこれをおすすめしてくれた。2016年8月時点で6.5万円。
JetDrive720 960GB MacBookPro Retina 13インチ(Late2012/Early2013)専用アップグレードキット SSD [TS960GJDM720]
なんでもこれ、SSDだけでなくトルクスドライバーのような交換キットまで全部ついてくるので工具がなくても安心。というわけでさくっとお買い上げして開腹作業。
最初にディスクユーティリティ or Clone系のアプリで起動ディスクを丸ごとコピーして、物理的に差し替えて終わり。全部で1時間くらいで作業終わりました。取り除いた512GBのSSDはもちろん外付けとして活かせるのでお気に入りの映画でも突っ込んでおいて飛行機内等で観られるようにする。
いやーこれでiTunesもPhotosも全部本体に収まった。気持ちいいー。
ま、来年には2TBくらいないと足りなくなるくらいデータは増え続けてるんですけどね。そのときにはJet Driveの新機種が出てることでしょう。おすすめ!
All Things Must Pass: The Rise and Fall of Tower Records (2015)
(Spoiler Alert!)
音楽ファンなら必ず見るべき圧巻のタワーレコードドキュメンタリー、All things must pass。
2015年に全米で公開された本作は、アメリカの大手CDチェーン店、タワーレコードの盛衰を映し出すドキュメンタリー。1960年の第1号店出店から全米への展開や海外進出、そして業績悪化による廃業までの軌跡を関係者やアーティストのインタビューを交えてたどる。トム・ハンクスの息子で俳優のコリン・ハンクスが監督。
とにかく音楽ファンなら随所に泣けるポイント満載な良作なのだが、日本人として必見なのが最後の2分。
2006年に世界のタワレコが全て店を閉じたが、日本だけはご存知の通りビジネスを続けている。そこに創始者が訪ねに行くのだ。
創始者のRossが杖をつきながら妻と一緒に渋谷のタワレコに入り、若者が楽しそうにレコードやCDを選ぶ姿を目の当たりにする。遠く離れた異国の地で、自分が生み出したブランド、本国ではとっくに息絶えてしまったブランドがいまなお音楽シーンに影響を与えているなんて、その感慨深さは計り知れないだろう。彼の生きる支えになっていると言っても過言ではないと思う。
タワレコを支え続ける消費者が日本にいることを誇りにすら思った。
というわけでこれからはもっとタワーで音楽を買おうと決めた!
The doors are closed, but the legacy lives on.
扉は閉じられた。しかし、その心は受け継がれている。
旅行TIPS:レンタカーよりTuroがおすすめ(2016年8月米国)
カリフォルニアを旅行するときはほとんどの人がレンタカーで車を手配すると思う。Uberだけで旅行を乗り切るツワモノもいるかもしれないけど、車がないとどこにも行けないので、どう考えても自分で運転するほうが楽。
でもレンタカーは高価。コーポーレートディスカウントとかパッケージで借りるのではなければ一番安いコンパクトカーでも保険込で1日$80とかする。荷物も多いしSUVに乗りたいなと思うと$150超えもざら。しかも繁忙期のHertzとか、ヘタすると1時間とか待たされる。
というわけで、シェアリングエコノミー万歳ということでTuroをおすすめしたい。もともとRelay Ridesというサービスだったこのサービス、いわゆるAirBnBの車版。
カリフォルニアだと車を複数台所持している人は珍しくないので、リスティングも豊富。今回借りたのはチェロキー、ピカピカの2016年モデル。これが保険込みで1日$40で借りられた。
しかもロシア人のオーナーがとても親切で、僕のフライトに合わせてLAXまで車を持ってきれくれて、帰りもLAXで車をドロップできた。(受け渡し方法は人それぞれで、レンタル条件に詳細記載があるので要チェック!)
このTuro、当然借主貸主双方への保険込みで安心。自分はカリフォルニア在住時に現地の免許でアカウントを取得。その免許はすでに失効しているけど日本発行の国際免許で問題なく今回車を借りられた。
一番最初のアカウント登録時から国際免許でできるかどうかちょっとわからないのですが、米国旅行される方はもちろん、米国在住者で別の都市に行ったときに車を借りたい、という人にはTuroの登録を強くおすすめします。貸主とのコミュニケーションで若干の英語は必要になりますが、自分の好きな車に安く乗れるメリットはかなり大きいですよね。
というわけで他人から車を借りることに抵抗ない人はTuroおすすめ。個人的にはAirBnBで知らない人の家に民泊するよりはみなさん抵抗ないと思う。
旅行者はもちろん、米国内を頻繁に旅行する居住者は必携のアプリだと思います。
旅行TIPS: データ通信用プリペイドSIMをLAで入手するまで(2016年8月米国)
2年ぶりに米国へ。
今回はLAとサンディエゴを訪れたのだが、欠かせないのがスマホの通信環境。Google Mapが使えないとどこにも動けないし、現地の人とも連絡できない。留学していた頃はVerizon契約でiPhoneを使っていたが当然解約してしまっているのでどうしよう、というお話。
手段としては
1.WiFiルーターを日本or米国でレンタルする
2.日本キャリアのローミングサービスを使う
3.SIMカードを買う
の大きく3つに分かれるが、個人的にWiFiルーターは好きではない。常に持ち歩かなくちゃいけないし、電源も気にしなくてはいけないので不便。ローミングサービスは法外に高いので選択肢から外れる。
というわけでSIMフリーのiPhoneで使えるSIMカードをLAXでゲットしようということに。LAXで売っているSIMカードはT-Mobileの割高のものしかないというのを事前に調べていたので、空港からすぐのCulver CityのBestBuyへ車を飛ばす。
Best Buyで優しそうなお兄さんを捕まえて、No Contract, Data OnlyでいいからLTEのプリペイドSIMカードちょうだい、できれば電波がいいAT&TかVerizonがいいな、と言ったらVerizonはオンラインじゃないと買えないらしく、AT&TのSIMを出してきてくれた。
AT&T GO PHONEというこのSIM。SIMキットが$5で、それに$40のチャージをしたので合計$45。これで3GB/月まではLTEでその後速度制限。電話とSMSは無制限。当然契約は必要のないプリペイドなのでパスポートもIDも必要ない。しかもBestBuyの店員がとても親切で、アクティベーションまで最後まで手伝ってくれて、iPhoneで通信ができるようになるまで付き合ってくれました。足りなくなったら$10単位でチャージ可能、当然日本からでもオンラインでチャージ可能。速度も満足。なにより、WiFiルーターとかを意識せずにいつも通りiPhoneを使えるというメリットは大きい。
というわけで、今後米国に行った時はチャージしてもいつでもこのSIMを使える(はず)ということで大満足!
というかさっさと空港でこういうSIMを買えるようにしてくれよ、といったところなのですけどね。。。わざわざCulver CityのBestBuyまで行ってSIM売り切れてたら不便極まりない。現地に知り合いがいる方は、事前に入手してもらって確保してもらうのがいいかも。
あ、SIMフリー端末じゃない、という方は素直にWiFiルーターをレンタルされるのがよいと思います。